留学のメリットをコスト換算し、考察してみる
どうも踊るきつねです。
僕は大学4年生を休学し、アイルランドに留学してきました。しかし、それには350万円という莫大なコストがかかりました。350万円ってかなりの額ですよね。もちろんそんな大金を持ち合わせているわけもなく、親に頼み込み貸し付けて頂きました。
今回は留学してよかった事をそれぞれ新卒1年目の金銭感覚でコストに換算してみます。（あくまで主観）そして、その結果からコスパを考えてみます。
1．英語力の向上
まず一つ目は、英語力の向上です。恥ずかしながら、僕の留学前のTOEICのスコアは300点ほどでしたが、留学して800点ぐらいになりました。8ヶ月で500点の成長は個人的には上出来だと思います。では、英語が向上して人生が豊かになった事をあげてみます。
- 海外旅行した際に、道に迷わない
- 海外メディアにもアンテナを張れる
- 海外の方と意思疎通が取れる
- 洋楽を聴く際に詩を理解できる。
- 就活の時履歴書にTOEIC800点ってかけた
実際に書き上げてみると、どれも大切ですが、マストなスキルだとは思いません。英語力単体で考えると実生活に大きなメリットはなかったのかもしれません。
換算金額は。。。。60万円！！！です。
僕は将来的に海外でも仕事をしたいと考えているので、最低限の英語力は必要です。しかし、リアルタイム言語変換のデバイスのニュースなどをみていると、個人の能力として必ずしも必要かと考えると、そうでもないという結論に至りました。また、現在の英語力で考えても、ビジネスで使えるほどの英語力はありません。笑
なので僕は英語力を戻す手術に50万まで払えるという結論に至りました。60万円以上かかるなら、学費に回し、またぼちぼちと独学で英語を勉強してもいいと考えました。
２．留学していたと言える／留学の話ができる。
初めての人と会った際に、自己紹介で留学していた話をすると会話が弾みます。また、アイルランドに留学していたというバックグラウンドは僕のセルフブランディングにおいて、かなり重要な立ち位置にあります。
換算金額は。。。120万円です！！！
アイルランドに留学した経験は、僕自身のアイデンティティとなっています。アイルランドの経験がなかったら、自分はもっとつまらない人間になっていたと思います。英語力よりも換算金額が大きくなったのは、私自身としても面白い結果でした。
３．海外の方とのコミュニケーション取り方を身につけた
これは語学的な意味合いでなく、海外のノリや会話のリズムなどのコミュニケーション能力です。関西の方が東京に来て、意思疎通はできるけど会話が盛り上がらないという方はいると思います。それと一緒で、英語で会話する際のジョークの型などがあります。また、海外の方のとのコミュニケーションに慣れる事で、言葉が通じなくてもボディーランゲージや表情で意思を伝える力が身につきます。
換算金額は。。。70万円です！！！
僕は、この能力のお陰でフィリピン旅行中に仲良くなった友達と、日本に帰って来てからもFortniteをやる中になりました。また、海外旅行中の現地の人とのコミュニケーションは今や欠かせないコンテンツです。
４．留学中に知り合った友人
留学中に知り合った友人は私にとって、掛け替えのないものです。日本に帰ってきた今でも、facebookなどで連絡を取ります。また、同じ学校で留学中に知り合った日本人の友人は今でも頻繁に飲みに行くほど仲がいいです。
換算金額は。。。150万円です！！！
本当はプライスレスと言いたいところですが、企画倒れしてしまうので150万に設定しました。特に日本の友人は親友とも呼べる仲になっています。異国で出会った出会いは本当に宝物になります。
５．自信がつき、新しいことにチャレンジしたくなった
留学を終えたことによって自分自身の大きな自信に繋がりました。モンゴルで遊牧民をやってみたり、フィリピンの秘境に行ってみたりともっと海外の世界を知りたいという気持ちが高まりました。
換算金額は。。。50万円です！！！
大人になるにつれて、自分に自信をつける機会って減っていきますよね。そういった点で言えば、大きく変わることができた機会でした。
留学のコスパを考える
経験や、友好関係をお金に換算して考えるってかなり難しいですね。
僕がざっくりと換算したところ、換算金額の合計は450万円でした。一応、投資した350万は超えました。しかし、今はまだ450万円相当の経験としか思えなくても、今後その価値はもっともっと上がって行くと予想しています。
自分の中で出費にあう留学になるかどうかは、留学中そして、留学後の”経験”の部分で大きく左右されそうです。もし、価値のある留学にしたいのであれば、新しいことに挑戦することを忘れないでください。
