格安で乗馬を教えてくれるモンゴルの遊牧民を探す方法
どうも踊るきつねです。
皆さんは学生最後の夏休みに何をしましたか?“なにか変わった事”をやってみたいと考えた人も多いと思います。当時大学生だった僕も、“何か変わった事”をしたいと漠然と考えていました。そんな中、ふとゼルダの実況動画を見ていて思ったのです。
“馬に乗って旅してぇ”
馬に乗って旅する妄想は男子なら一度はすると思います。しかし、日本で馬に乗るというと、馬に繋がれたひもを飼育員さんが持ち、 トラックを一周するイメージしか湧きませんよね。僕が求めているのはそんな優しい乗馬ではありません。もっとスリリングが欲しいのです!!!(のちに後悔する)
そんなこんなで色々考えた結果、草原を馬で爆走するには日本ではダメだと考えました。そこで思いついたのが、“遊牧民”です。“遊牧民”に弟子入りすれば、草原を馬で爆走できると考えました。
そんなわけで、僕たちは乗馬を教えてもらう遊牧民を探すことにしました。
乗馬を教えてくれる遊牧民を見つける
乗馬を教えてもらうために、乗馬の師匠を探さないといけません。“モンゴル 乗馬”とかで検索してみると、日本の旅行代理店が主催しているツアーがいくつか見つかりましたが、めっちゃ高い!!!
どのツアーを見ても、ツアー代だけで20~30万くらいしました。今回の僕たちの予算は20万円です。現地での観光もしたいと考えていたので、飛行機代+遊牧民生活の費用は15万円ほどで収めたいです。しかも、日本のツアーはかなり安全に考慮したもので、僕たちが求めているスリリングな旅とはかけ離れているものでした。
なんとかならないかと考えていたところ、現地の旅行会社“NOMADIC BY NATURE”を見つけました。なんだこの一昔前のHPは。。。と恐る恐る見てみると、結構アクティブなツアーがたくさんあり、興味が湧いてきました。
そこで僕たちは別で格安航空券を探し、乗馬を教えてくれる遊牧民は現地の旅行会社“NOMADIC BY NATURE”に探してもらうことにしました。
現地の旅行会社はめちゃくちゃ安い!
用意されていたツアーも魅力的でしたが、今回は要望を伝え、見積もりを取ってもらうことにしました。NOMADIC BY NATUREの強みは現地の旅行会社でありながら、日本語の担当者がいることです。もちろん容赦無く、日本語で送りました。
実際に送ったメールがこちらです。
NOMADIC BY NATURE ツアー担当者様
初めまして。踊るきつねと申します。
この度は、御社が企画するツアーについての相談、見積もりをお伺いしたくメールしました。
9月4日にチンギスハン空港に到着し数日間、御社が企画するツアーに男性合計3人で参加したいと考えております。
希望するツアー期間は5日で考えており内訳として、
乗馬練習・ゲル泊を通じ現地の方との交流:各1日
テント泊・乗馬:計3日間
を考えています。
上記の内容を踏まえたツアーの見積もりをお伺いしたいです。お手数ですがよろしくお願いします。
するとすぐに返信が返ってきました。
踊るきつね様
お世話になっております。
お問い合わせありがとうございます。
シネズーチトラベルのガンぞリグと申します。
以下の日程はいかがでしょうか?
9/4:成田国際空港より、空路モンゴルの首都ウランバートルへ。飛行機の旅をお楽しみ下さい。 到着後、現地日本語係員がお出迎え致します。 滞在拠点となるツーリストキャンプ地・ゲルへご案内致します。 【ツーリストキャンプ・ゲル泊】
9/5:朝食後、大草原を一緒に移動する馬とともに遊牧民(指導員)のレクチャー(説明)を受けます。
その後、キャンプ地を拠点に乗馬トレッキング体験へ遊牧民とともに出発します。
遊牧民とともに乗馬体験。大草原にテント宿泊。
9/6:朝食後、遊牧民とともにテント設営の地まで大草原を乗馬トレッキング体験します,。 途中、遊牧民のゲルを訪問します。遊牧民の手作りチーズや季節により馬乳酒などをお楽しみください。 到着後、テントを設営します。夕食も皆で協力して作ります。 遊牧民が皆様の上達レベルに合わせて無理のないスケジュールで移動しますが、移動距離は1日15~30kmを目標にしています。
乗馬経験者・体力に自信のある方にお勧めのツアーです。
【テント泊】
9/7:乗馬体験。「テント宿泊」
9/8:朝食後、専用車にてウランバートル空港へ。
旅行料金3名の場合一人:750$
旅行料金に空港送迎、ツーリストキャンプ、テント宿泊、専用車、日本語ガイド、現地遊牧民、
コックさん、乗馬料金などが含まれています。
不明な点等ございましたら連絡してください。
よろしくお願いいたします。
担当:ガンゾリグ
めっちゃ安い!!!
しかも、日本語ガイドとコックさんまでついてくる!?!?!?
5日間の食事代込み!?!?!?破格!!!!
さすが現地の旅行会社!物価が違います。
僕たちはNOMADIC BY NATUREに諸々を手配してもらうことに決めました。
こうして僕たちは、モンゴルへと旅立ちました。。。
この後、生死を分ける刺激的な旅になるとも知らずに。。。
乗馬の基本に関しては下記記事で書きました。