最高に気持ちいい!モンゴル乗馬の基本!!

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どうも、踊るきつねです。

僕は大学最後の夏休みにモンゴルで遊牧民生活をしてきました。

※写真は日本語ガイドのアザさんです

 

実際に乗馬してみると、馬で草原を全速力で走り抜ける最高の体験をすることができました。しかし、乗馬は危険な一面もあり馬の暴走により僕の友人は死にかけました。今回は、大きな事故に繋がらないように、モンゴル乗馬で基本について書きました!

 

馬の乗り方

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モンゴル乗馬はかなりシンプルです。

基本的には右に引っ張れば右に行き、左に引っ張れば左に行きます。止まりたい時は手綱を“強く”引っ張ります。スピードを出したい時は『トゥ!!』と言う掛け声と同時に馬のお腹をかかとで蹴ります(すこしかわいそうですが)。スピードが出た時は、足の動きのリズムが早くなるので、腰を浮かせる必要があります。その時は、太ももで馬の背中を挟み込むようなイメージでバランスを取ってください。

また、馬は集団で行動するため、インストラクターの方と一緒に行動すれば自ずとついていくので、初心者の方でも安心して乗馬ができます。僕自身も、半日で手綱を一人で持ち馬に乗れるようになりました。

 

 

 

馬との付き合い方

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馬に乗る上で大切なのは“上下関係を明確にする”ということです。馬は止まっていると草を食べ始めます。乗馬している間は馬が草を食べようとしたたら必ず止めましょう。これは決して意地悪をしているわけではなく、上下関係をはっきりさせるためです。乗馬しながら馬に草を食べさせまくっていた仲間は、馬に舐められ命を落としかねない大変な事態に発展しました。

 

 

馬が暴走して死にかけた話

馬に舐められると馬の制御が効かなくなるのです。馬に舐められまくった私の友人の馬はほかの群れを見つけて猛ダッシュしてしまいました。それをみた私の馬や日本語ガイドの人の馬もつられて暴走してしまったのです。

モンゴル人の日本語ガイドの方『ヤバイヨ~ヤバイヨ~』と出川ばりに焦っていました。私の馬も制御が効かなくなりかなりマズイ状況でした。

私は基本に忠実に手綱をひたすら右に引っ張り、右にグルグル回って暴走を回避しました。

一方舐められていた友人は、手綱を引いても反応せず、片足が踏み面から外れたまま暴走し、いつ振り落とされるかわからない状況でした。

僕が心の中で、“あいつ死んだなぁ”と思ったその時!後ろから乗馬を教えてくれていた師匠が颯爽と現れて、暴走した馬の手綱を掴み、馬を沈めたのです!!もう少し遅ければ、友人は骨折覚悟で落ちる予定だったと話していました。

 

モンゴル乗馬は危険だけど楽しい!

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今回は、危なかった出来事を中心に書きましたが、モンゴル乗馬はめちゃくちゃ楽しいです。草原を全速力で走り抜ける経験はアジアだとモンゴルでしかできないと思っています。少しスリリングな旅がしたいと考えている方は、ぜひモンゴル乗馬に参加して見てください。