【2019年版】元トップiPhone販売員が教える、格安SIMより安い買い方!

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どうも、踊るきつねです。

実は僕、学生時代に某携帯キャリアで働いていたことがあります。もともと、販売が得意だったこともあり、iPhoneの販売台数で1位を取った経験があります。またそんな実績が認められ、iPhone販売の講師をしていた経験があります。

そんな僕は先日、iPhoneを買い換えてきました。ここ数年で政府のキャッシュバック規制などもありましたが、かなり安く買うことができた。

 

今回は携帯の安い買い方について書きたいと思います。

 

携帯業界の裏事情から考える安い買い方

大前提として、“安く買う”“買い換えて特典を得る”には、MNPが必要不可欠です。MNPとはモバイルナンバーポータビリティの略で、自分の携帯電話の番号を変えないまま、キャリアのみを買えることを意味します。

なぜMNPが安いのかと言うと、MNPは多少利益が減っても携帯会社が欲しい契約だからです。各携帯会社はシェア率を伸ばすことを大きな目標に掲げています。シェア率を伸ばすには他社ユーザーを減らし、自社ユーザーを増やす乗り換えが一番効果的なのです。そのため、MNPで契約するユーザーには大きな特典が付き、シェア率が変動しない機種変更には特典が付かない構造が生まれているのです。某大手キャリアに関しては、機種変更は販売員の実績に含まれないほどの冷遇となっています。ドコモなどは長期利用者に対して割引がありますが、乗り換えの特典に比べれば、本当に微々たる割引です。乗り換えは確かに手間がかかりますが、確実に安くできます。

 

絶対に安くなる携帯買い換えの時期!

携帯電話には一年で一番安く買える時期があります。業界では商戦期と言われており、2月〜3月中旬ごろまでのことを指します。なぜ安いのかというと、業界の年度末が3月と言うこともあり、目標達成のために多少赤字でも契約数を増やしたい店舗が増えてくるからです。僕はこの時期であれば、解約金を払ってでも買い換えるようにしています。

具体的にどう安くなるのかというと、キャッシュバックが高くなります。「もうキャッシュバックってなくなったんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、実際に店舗によっては続いています。2019年2月に買い換えた時は、10万円×4台で40万円もらうことができました。

 

おすすめのキャリア

どのキャリアや機種が利用者にとって費用対効果が高いかは、やはり使い方や利用量によって大きく変わってきます。また、安くしようと思うと、知識量や手間もかかってくるため、初心者から上級者までで区分けをしてみました。

 

初心者

おすすめキャリア:Y! mobile / UQモバイル

Y! mobile や UQモバイルはランニングコストが安いだけでなく、端末も店頭で買えるため何かあった時にサポートを受けられる点が最大のメリットです。しかし、iPhoneなどに関してはラインナップが少し前のものしか取り揃えがなく、ヘビーユーザーには物足りなさを感じるかもしれません。

 

中級者

おすすめキャリア:格安sim + 端末購入

現状、格安simに関してはどの会社のサービスもそこまで大差はないです。携帯会社を介さないで端末購入するため、2年契約などの縛りが付き纏わないことが最大のメリットです。しかし、本体代金を24分割で考え、なおかつ毎月の利用料と考えるとそこそこのランニングコストがかかってしまいます。

 

上級者

おすすめキャリア:Softbank / au

驚かれる方も多いと思いますが、上手に買えば一番安いのは大手キャリアです。前述したように、商戦期+MNPで買うのが一番安いと思います。あれだけ規制が騒がれていても、乗り換えで本体の金額一括ゼロなんかはまだやっています。私自身もau(iPhone7)→Softbank(iPhoneXR)に買えましたが、キャッシュバックの10万円で本体代金は払い切ってしまい、毎月の料金は50Gで毎月4500円ほどです。

デメリットはキャリアの契約内容をしっかり把握しないと、オーバースペックになってしまうことです。

 

まとめ

 近年、格安simが流行っていますが、端末を新しく購入し、simを契約すると大手キャリアの時の料金とあまり変わらなくなります。格安simはサポートが厚い訳でもないので、自分の技量と相談して買うことをおすすめします。