フレックスタイム制を謳歌した結果、残業時間がマイナスになった話

f:id:odoru_kitsune:20190307214425j:plain

みなさんはフレックスタイム制って聞いたことありますか?漠然と好きな時間に仕事始められて、好きな時間に帰れるなんてパラダイスじゃん!とイメージする人も多いと思います。ただこの制度は自己管理が苦手な人には少々辛いかもしれません。僕は、超絶遅刻魔なのですが、フレックスタイム制を謳歌した結果、残業時間がマイナスになってしましました。今回はその経緯を記事にします。

 

ことの始まり

僕が新卒で会社に入社して少し経った頃に、このフレックスタイム制が導入されました。僕が働く業界はクリエイティブな仕事と言う事もあり、過重労働が問題となっていました。導入が発表されると、僕の中に大きな喜びと一抹の不安が過りました。なぜなら僕は超絶遅刻魔だからです。規定時間が定められているからこそ、9時前後に出社できていたのに、自分で出社時間を決めていいとなったらどうなってしまうのだろうという不安です。

 

どんどん遅くなる出社時間

9時が定時でしたが、出社時間はどんどん遅くなりました。平均すると10:00~10:30に出社していて。遅いときで、11:30くらいに出勤する事もありました。通常の勤務形態であれば、起床→出勤の流れが確定されていますよね。フレックスだと起床→出勤しようか悩む→出勤の流れになるため、より一層、意志力が必要になります。自分にめっぽう甘い僕は出勤がどんどん遅くなりました。

 

早くは帰れない退勤時間

フレックスの理想は朝早く来て、早く帰る事ですよね。僕もそんな幻想を抱いていました。何故なら、基本的には会社にいる限り、無限に仕事が増えるからです。そんなものは早く来て終わらせておけよって思う方もいるかも知れません。しかし、クリエイティブな仕事は終わりの線引きが難しいのです。そして、フレックス制が始まったばっかと言う事もあり、『あいつ帰るん?』みたいな目線を感じることもあります。

 

とうとうマイナスになる残業時間

フレックスタイム制の目的は残業時間を減らすことにあります。忙しい人には非効率な出勤を減らす事ができて嬉しいですよね。僕も、忙しい月の残業を大幅に減らす事ができ、フレックス最高じゃん!と思っていました。しかし、仕事が落ち着いた月に悲劇は起こったのです。忙しかった月の名残で遅く来て定時に帰る生活を謳歌した結果、残業時間がマイナスになりましたwww 至極当然な事ですが、規定の時間より出勤時間が少ないと給料から天引きです。翌月はかなり辛い思いをしました。

 

給料天引きのその先に・・・

超絶遅刻魔の僕も一件を受けて、少し自分の生活を見直しました。今となっては9:00前後に出勤しています。基本的な始業時間を決めて仕事をした方がやっぱり身が引き締まります。また、9:00の出勤は以前ほど辛くありません。何故なら強制じゃないからです。自分の意思で出勤するため、前ほどはストレスを感じません。フレックスタイム制は、超絶遅刻魔の僕みたいな労働者を改心させるために作った制度なのかも知れません。。。

~ 完 ~