割れ窓理論とPDCAサイクルを活用した整理整頓術
せっかく部屋を綺麗に掃除したのに、その状態が続かないってことありませんか?僕はそのタイプの典型で、片付ける時はめちゃくちゃ綺麗にするんですが、綺麗な状況がまったく続かないタイプの人でした。これは僕が怠惰な人間だから、すぐに部屋が汚くなってしまうと思っていました。しかし、半年前にふと片付けの方法を変えてみると、綺麗な部屋が続くようになったので、僕が実践した整理整頓術を記事にします。
割れ窓理論で部屋は散らかっていく
なぜ部屋が散らかっていくのだろうと考えると、散らかっていく過程はパターン化できることに気が付きました。そして、どのパターンも散らかっていく最初のきっかけはとても些細な事でした。例えば、飲み終わった缶がずっと机の上に残り、だんだん物が増えていくような。そんな思考の元、部屋が散らかる過程を考察すればするほど、部屋においても割れ窓理論と同じようなことが適用されるという、結論に至りました。
割れ窓理論とは、軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した。「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。
wiki割れ窓理論
つまり、自分の部屋の些細な散乱を許容すると、どんどん部屋が散らかっていくって事です。
PDCAサイクルで些細な散乱を作らない
些細な散乱は個人のライフスタイルと大きく関わっています。些細な散乱を発見し、ルールの改善を継続的に行うにはPDCAサイクルが最適だと考えました。
PLAN-ルールを設定する-
まずは、部屋が散らかる"最初の原因"を徹底的に解析します。部屋が片付いた状況からある程度散らかるには最初の原因があるはずです。そして、それは人ぞれそれ部屋の条件によって違うので、自分の生活をしっかり解析します。そして問題点が見つかったら、解決するルールを設定します。
例1)amazonの段ボールが溜まる
→ゴミ捨ての日に段ボールを捨てに行く
例2)重要な書類と広告が一緒になり積まれていく
→書類が来た時点ですぐ処分or対応し捨てる。書類を溜めない
僕の場合は、服をたたんで部屋の隅に置いてそれが溜まって散らかるパターンが多かったよ!服を畳んだら何としてでもクローゼットにぶち込もう!
DO-ルールを実行してみる-
PLANで解析した最初の散らかる"原因"を解決してみます。この時重要なのは、解決する際に負担がどのくらいかかるか意識することです。毎回こんなのやってられないよ!と思うものもあると思いますが、一度”DO”(実行)することが大切です。
CHECK-ルールを見直す-
この"CHECK"がPDCAサイクルの中で一番大切です。実際にPLANで決めたルールを運用してみて、今後、継続できるのか見極めます。
例1)amazonの段ボールが溜まる
【ルール】ゴミ捨ての日に段ボールを捨てに行く
→このルールはよっぽど疲れてない限り、継続できそう!
例2)重要な書類と広告が一緒になり積まれていく
【ルール】書類が来た時点ですぐ処分or対応し捨てる。書類を溜めない。
→毎回すぐに大事な書類の対応をするなんて無理!継続できない!!
僕の場合はクローゼットがいっぱいで気軽にしまう事が出来なかった。。。
ACTION-ルールを改善するか環境を変える-
継続できなそうなものは継続しましょう。継続できなそうでであれば、"なぜ"続かなさそうなのか考え、新しいルールを設定するか、ルールを守りやすいように環境に変える必要があります。
例2)重要な手紙と広告が一緒になり積まれていく
【ルール】手紙が来た時点ですぐ処分or対応し捨てる。書類を溜めない。
【結果】毎回すぐに大事な書類の対応をするなんて無理!継続できない!!
【新しいルール】大事な手紙Boxを作って大事な手紙はここに入れて後は捨てよう!
クローゼットを整理して簡単に収納できるようにしたら、服を外に放置しなくなった!
ACTIONのコツ
物が散らかる大抵の原因は"収納場所がない"事です。大抵の部屋が散らかる原因は下記の2つで解決できます。
①収納場所を用意する
気軽にしまえるように収納場所を確保する方法です。紙のBOXなど、安く手に入ります。
②収納しやすいようにする
収納場所がすで物で溢れている場合は、優先順位の低いものを別の場所に移しましょう。
綺麗な部屋で快適生活を
部屋が綺麗になると、気持ちも晴れますし生活にメリハリがつきます。何か新しいことを初めてみたい人は、この整理整頓術で部屋を綺麗にしてから挑戦してみてください!